今季限りでマンチェスター・シティを退団する元スペイン代表MFダビド・シルバ。

プレミアリーグでも屈指の技術を誇ったレフティは、ゴールを奪った相手GKさえも惚れさせてしまったようだ。

元イングランド代表GKロバート・グリーンが、『BBC Radio 5 live』でこんな話をしていた。

ロバート・グリーン

「ビューティフルだ。彼はビューティフルな選手さ。喜びをもたらす。彼との対戦でさえね。

QPR時代に彼と対戦したんだ。エティハドに乗り込んだ我々は、プレミアリーグ残留のために勝たなくてはいけなかったんだが、6-0で打ち負かされた。

残り30分の時点で自分は『10失点はしたくない』と思ったんだ。

ダビド・シルバに叫んだよ、『頼む。お願いだ、止めてくれ。君らの勝ちだ！』とね。

振り向いた彼からこう告げられた。『友よ、申し訳ない。君らはノーチャンスだ』と。

思わず笑顔になってしまったよ。

ピッチ上の絶対的天才でありつつ、高潔さと優しさ、思いやりも持っているんだ」

この試合は2014-15シーズンのプレミアリーグ第36節。開始4分で先制したシティはセルヒオ・アグエロがハットトリックを達成し、終了3分前にダビド・シルバがとどめの6点目を奪った。

シルバのゴールシーンがこれだ（以下動画1分26秒～）。

シルバはグリーンをズタズタにしてゴール奪取！

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こんなえげつないゴールを決められたGKまでも惚れてしまうとは…。ダビド・シルバ、恐るべし。

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