今季ACミランでゴールを量産しているクロアチア代表FWアンテ・レビッチ。

昨季まではフラクフルトで長谷部誠らとプレーしていた選手だ。彼は『La Gazzetta dello Sport』のインタビューでこんな話をしていた。

アンテ・レビッチ(ミランFW)

「(対戦相手から過小評価されたことはある?)

2年前のDFBポカール決勝の前だね。

ベルリンのオリンピアシュタディオンで俺たちフラクフルトはバイエルンと対決した。

前夜に両チームが試合会場で練習をしたんだ。相手が最初で、俺たちがその後だった。

バイエルンの選手とすれちがった時、ティアゴ・アルカンタラが俺たちのチームにいたケヴィン=プリンス・ボアテングにこう言ったのが聞こえた。

『芝は完璧だ。(フランクフルトは)明日ボールに触れない』って。

俺はこう思ったね、『明日勝てなかったとしても殺してやる』と。

そして、俺たちは3-1で勝ち、俺は2ゴールを決めたのさ」

これは2018年のポカール決勝についての話。

バイエルンMFティアゴ・アルカンタラの発言にメラメラと闘争心を燃やしたというレビッチ。長谷部も出場した決勝で2ゴールを決めて優勝に大貢献している。そのゴールシーンがこれ(以下動画41秒~)。

DFニクラス・ジューレをブロックしつつ、シュートを突き刺す!レビッチの追加点は、動画51秒~。内心はかなり燃えていたようだ。

【関連記事】なんで?背番号「4」を付ける10名の“攻撃的”サッカー選手

ちなみに、レビッチはFWなのにフラクフルトでは4番をつけていた。

【厳選Qoly】遠藤航の運命は…オランダ人監督に「プライドをズタボロ」にされ人生が変わった世界的スター5名