今夏、バルセロナの新監督となったロナルト・クーマン氏によって戦力外通告を受けてしまったというルイス・スアレス。昨季は怪我に悩まされるものの、それでも18ゴールを決めている。
そのリーガでのTOP10ゴールがこれ。簡単に放出していい選手なのか…。
現在彼は移籍先を探しており、その有力候補と伝えられているのがイタリア・セリエAのユヴェントスだ。
アンドレア・ピルロ新監督を迎えたユヴェントスは、ゴンサロ・イグアインの退団がかなり有力となっており、クリスティアーノ・ロナウドとパウロ・ディバラにルイス・スアレスを加えて強力な攻撃陣を形成したいと考えているという。
『Sky』によれば、すでにスアレスはユヴェントスに提示された年間1000万ユーロ(およそ12.6億円)という給与の条件に合意しているとか。
移籍金については、当初スアレスはバルセロナと契約解除してユヴェントスに加入する…と言われたが、およそ500万ユーロ(およそ6.3億円)での取引になることが期待されているという。
ただ、問題になるのはスアレスがバルセロナに対して残りの給与の支払いを求めているという点だとも。
この退団に際してスアレスはおよそ2500万ユーロ(およそ31億円)の支払いを求めており、それを妥協する意思もないという。
通常ならば、移籍金が支払われての取引で残りの給与を要求するということはあまりないと思われるが…今後の動きがどうなるか注目だ。
【関連記事】バルセロナ、すぐ「売れるなら売るべき」10名の選手
なお報道によれば、スアレスはワールドカップで肩に噛み付いてしまったジョルジョ・キエッリーニに電話をかけ、改めて謝罪したとも。