2020-21シーズンの開幕が近づいてきたプレミアリーグ。トッテナムは最後のプレシーズンマッチとしてワトフォードと対戦した。
ソン・フンミンはこの試合で初めてスパーズのキャプテンマークを着用。後半アディショナルタイムに訪れた絶体絶命のピンチを救ったゴールカバーが話題になっている。
その驚きのシーンがこれ!(以下動画9分~)
1点を追うスパーズはコーナーキックのチャンスにGKを含めて多くの選手がゴール前に上がるも、それを跳ね返したワトフォードのカウンターが炸裂。
マルク・ナバーロががら空きになったゴールにシュートを放つが、猛然と戻ってきたソンが間一髪クリア!
ソンは相手陣内から全力疾走でカバーリングに駆けつけている。プレシーズンマッチの負けている場面でこのプレーはなかなかできないはず。
2-1で敗れた試合後にはこう述べていた。
ソン・フンミン
「ビッグクラブであるこのクラブのキャプテンマークを巻くのはとても光栄なこと。
悲しいことにファンもいなかったし、テレビ放送もなかった。
それでも誇りに思うし、いつかまた(キャプテンを)やれることを楽しみにしている」
「ゴールが空だったのが見えたので、スプリントして戻ろうと思った。幸運にも間に合ったね。
3-1よりも2-1のほうがましさ、どうなるか分からないからね。
もうちょっと時間があれば同点に追い付けたかもしれないけれど、そうはならなかった」
ジョゼ・モウリーニョ
「ハーフタイムに選手たちに言った。リーグ戦で前半終了時に2-0で負けていたなら、結果を出すために後半は戦う必要があると。
プレータイムと競争するためのメンタルをくれた試合だった。最後の瞬間は本当に気に入っている。
得点するために戦い、カウンターから3-1になるのを阻止するためにソニー(ソン・フンミン)は100メートルのスプリントをしてくれた。
だから、全体的にいえばよかったよ」
トッテナムは14日の開幕戦でエヴァートンと対戦する。