先日、新型コロナウイルスの影響もあって9700万ユーロ(およそ120.2億円)もの巨額損失を計上したことを発表したバルセロナ。

2019-20シーズンには長く試合が行われなかったこともあり、3月にはクラブの従業員全員の賃金が引き下げられた。

そして今回バルセロナはさらなる賃金削減を行うための法的手続きをスタートさせており、その交渉のためにトップチームからも代表者を選ばなければならなくなったとのこと。

『Marca』によれば、なんと金銭的理由によって契約を変更しなければならなくなった場合、被雇用者は契約を解除する権利があるという。

選手、スタッフ、従業員は、雇用契約を解除するとともに雇用されていた年数×20日分の給与を受け取る権利があるという。

これを避けるために、バルセロナは選手を含めた全員と合意しなければならず、個人的に話し合う必要があるとのこと。

今夏はリオネル・メッシが退団を要求していたというバルセロナ。最終的にはこの『Goal』のインタビューで残留を表明したが、かなり含みをもたせた内容だった。

「クラブと裁判を行いたくはないから残った」と言いつつ、いろいろな問題が山積みになっていることを示唆していた。

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そうなれば、この給与削減の手続きでも様々な問題が出そうだが…。

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