テディ・シェリンガム

1995年、リヴァプールのロイ・エヴァンズ監督は29歳だったシェリンガムをトッテナムから引き抜くのに躍起になっていた。指揮官は比較的経験が浅いメンバーが多かったチームに経験豊富な人材を加えたがっていたのだ。

だが、後にエヴァンズはこう明かしている。「テディを連れてくるチャンスがあった。だが、クラブの移籍方針は28歳以上の選手はダメというものだったのさ。彼は38歳までプレーしたのに!いや、48歳だったか。我々には経験が必要だったんだ」

1999年にはマンチェスター・ユナイテッドの3冠に貢献したシェリンガム。42歳まで現役でプレーし、息の長い選手になった。