監督としてアーセナルを20年以上に渡って指揮したアーセン・ヴェンゲル氏。退任後は監督業から距離を保ち、71歳になった現在はFIFAのディレクターとして働いている。
そのヴェンゲル氏がBBCのラジオ番組『Desert Island Discs』に出演し、こんな話を明かしていた。
アーセン・ヴェンゲル
「他の監督たちが苦しんでいるのを見て和んでいるよ。
『君の番だ、友よ』と思っている(笑)。
とはいえ、サッカーを見るのは大好きだよ。
関係ない試合を見ると距離を保つのがより楽になる(客観視できる?)。
なぜこの選手はこの決断をするのか?彼らの大きなミスは何か?
私はそれを楽しんでいるよ、サッカーは常に予測不可能だからね。
劇場のようではないが、同じように始まり、同じように終わる。
毎晩、サッカーの試合を見よう。常に違うものがある」
ジョーク交じりに他の監督たちが苦しんでいる姿を見てくつろいでいると述べていたとか。
そのヴェンゲルがアーセナルで苦しんだものといえば、コートのファスナーだ。
It's the end of an era. 2017/18 is the last season we will ever see Arsene Wenger struggle to zip up his coat. The memories! 😢 pic.twitter.com/toJqcnQ9Y6
— Soccer AM (@SoccerAM) April 20, 2018
ヴェンゲルvsファスナーはアーセナル公式もネタにしていたほど。
冬になるとお馴染みの光景だっただけに恋しがっているファンもいるかも…。