心不全のために60歳で死去したディエゴ・マラドーナ氏。レジェンドの死を悼み、世界各地の試合では黙祷が捧げられている。
そうしたなか、マラドーナへの黙祷を拒否した女子選手がいた。『Marca』によれば、ビアジェス・インテリアスに所属するパウラ・ダペーニャさんは、背を向けて座り込み、黙祷に抗議したという。
La futbolista que se negó al minuto de silencio por Maradona: "No se guarda por las víctimas, menos por el abusador"https://t.co/80sA6G6SNm pic.twitter.com/CXtSQ74PTO
— MARCA (@marca) November 29, 2020
彼女はマラドーナを痛烈に批判している。
「チームメイトたちは私を見て笑っていた。彼女たちは私が黙祷をしないと知っていたから。
数日前の『ジェンダーに基づく暴力撲滅の日(11月25日)』にはこういう行動は行われなかった。
被害を受けた人達に対して黙祷が行われなかったのなら、私は虐待者に対して黙祷を捧げるつもりはない。
私は性的暴行者、小児性愛者、虐待者への黙祷は拒否すると言ったので、座って背を向けなければならなかった。
選手になるには、彼が持っていたようなスキルを超える価値観を持った人間である必要がある」
マラドーナは薬物治療を受けたキューバで未成年者と関係を持った噂があったほか、ガールフレンドを殴ったように見えるビデオ映像が出回ったこともあるとか。
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『BBC』などによれば、アルゼンチン当局はマラドーナの主治医を過失致死の容疑で捜査しているという。警察が主治医の自宅や診療所などを捜索したとのこと。
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