昨年11月に心臓発作のためこの世を去った元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ氏。
英雄の死国を上げてのセレモニーが行われたあと、一つの問題としてメディアを賑わせたのが「遺産相続争い」だ。
マラドーナ氏は2012年に一度遺書をしたためたもののそれを破棄しており、何も宣言がないまま亡くなってしまった。
そのために財産分与は法的な規則に従って行われるはずなのだが、マラドーナ氏には各地に隠し子がおり、16名もの家族が3700万ポンド(およそ52.5億円)残された資産の分与を求めていた。
またイタリア出身のマガリ・ギルという女性が「自分はマラドーナの子供である」と訴え出て、マラドーナ氏の遺伝子を調査するために火葬が禁止されるなど混乱が続いていた。
ただ今回『Infobae』などが伝えたところによれば、マラドーナ氏は資産とともに借金もかなり残していたことがわかったという。
特にイタリアでは12種類もの負債を抱えており、税金未払いの債務が蓄積したことからそれが2600万ユーロ(およそ32.9億円)にまで膨らんでいるとか。
これからも他の債務が見つかる可能性があり、それは遺産を相続した人物が支払わなければならないという。
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この事実が発覚した後もマラドーナの子供候補が名乗り出てくるのかどうか…新しい展開を迎えるかもしれない。