「空港のPans & Company(チェーン店)に行って、『何か食べるものはあります?』って店員に聞いたんだ。
彼はありますよと答えたし、そこにはたくさんの食べ物があった。
『でも、僕はお金が全くないんです』と答えた僕を見た彼はその場を立ち去った。そして、サンドイッチが乗ったトレイを持って戻ってきてくれたんだ。
その瞬間から僕はいつでも他人を助けようとしている。
あの経験は僕に大きな影響を与えた。あの人は僕が何者か知らなかったし、僕も彼が誰なのか分からない。(連絡がとれないので?)残念だよ。
でも、あの振る舞いは当時の僕とその後の人生を助けてくれた。その日からは僕にとってポルトガルが一番になったんだ」
無一文だったものの、心優しい店員からサンドイッチを貰うことができたというペペ。
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その経験から他人を助ける思いやりとポルトガルへの愛情が生まれたようだ。