今季リヴァプールにやってきたMFティアゴ・アルカンタラは、欧州で最も優れたプレーメーカーでありながらも今季は苦戦。怪我のために多くの試合を逃し、チームにも馴染めずにいる。

リヴァプール自体もすでにプレミアリーグ優勝の可能性が乏しくなっており、2000万ポンド(およそ29.4億円)の投資は正しかったのか疑問の声も上がる。

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そんな中『BeIN Sports』に出演したアーセン・ヴェンゲル監督は以下のように評し、指揮官としてはやりがちなパターンになっていると指摘したそう。

アーセン・ヴェンゲル

「ティアゴ・アルカンタラは、私から見れば監督としての典型的な問題を表していると思う。

リヴァプールの中盤はとてもハングリーでアグレッシブだった。監督としてはこう思うんだ。

『チームをより良くしたい。そうだ、テクニカルな選手を獲得しよう』とね。

そしてテクニカルな選手を獲得した時、中盤のアグレッシブさは失われ、リヴァプールの強みを少し破壊してしまう。

彼らはボールを奪い返すという能力を失い、すこし苦しむことになった。

チームを改善したいという状況は、同時にチームから何かを奪ってしまうことがある」

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