今週水曜日に発生した事故により、リヴァプールGKアリソンの父親ジョゼ・ベケルが57歳で死去した。
別荘の近くにあるダム湖を訪れたところ何らかの原因で溺れたと考えられており、その後警察や友人らの捜索によって遺体が発見されていた。
不動産業を営んでいたジョゼは、新型コロナウイルスの影響を考えて田舎の別荘へと移住しており、そこで事故に遭ってしまったという。
そしてアリソンの兄であるムリエウ・ベケルは現在両親の故郷を訪れているとのことだが、一方『Daily Mail』によればアリソンは葬儀への出席を断念したそう。
彼の妻ナタリアは現在妊娠28週で遠くの国へと飛ぶことに危険があり、イギリスとブラジルでは新型コロナウイルスの影響で厳しく渡航が制限されている。
アリソン自身はなんとかしてブラジルに帰ろうと方法を考えていたものの、検疫のために両国で10日以上の隔離を必要とすることもあり、帰国を断念することにしたそうだ。
【写真】ウイイレ2021「GKセンス最高のキーパー」ランキング
なお知人の証言によれば、ジョゼ・ベケルは事故の当日「釣りに行く」と宣言していたとのことだ。