スコティッシュ・プレミアシップで首位をひた走っているグラスゴー・レンジャーズ。2位セルティックに大きな差を付け、圧倒的な強さを見せている。

その監督を務めているのがあの元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラード。今季31試合を戦って27勝4分け、まだ無敗という快進撃を続けている。

しかしそのレンジャーズ、先日行われたリヴィングストン戦では前半のうちにゴールを決められず。エースのアルフレッド・モレロスがペナルティエリア内で倒れる場面があったが、審判はそれをシミュレーションと判定していた。

そのジャッジを受けての前半終了直後。それに怒ったスティーヴン・ジェラード監督は、主審のジョン・ビートン氏に激しく詰め寄った。

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ジェラードが「なにか話すことはないのか?」と聞くと、主審は「それはできない」と答える。

するとジェラードは「君がなぜ私と話さないのか知っているぞ。それは君が酷い間違いをしたからだ。受け入れることはできないぞ」と話したという。

それに対して主審がイエローカードを提示すると、さらにジェラードが一言…そして主審はレッドカードを提示し、退席処分を言い渡した。

ただ、ジェラード監督を失ったレンジャーズは87分にアルフレッド・モレロスのゴールでついに勝ち越し、1-0での勝利を手にしている。

なお、これでレンジャーズは2位セルティックとの差を18に保った。今週末のセント・ミレン戦で勝利し、さらにセルティックが敗れた場合、6試合を残してリーグ制覇を決めることができる。

しかし今週末に決めてしまうとジェラード監督がベンチに入ることができないが…。

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