香川真司が加入したPAOKは4位でレギュラーシーズンを終えた。
最終戦となるパナシナイコスとのダービーには2-1で敗戦。ベンチスタートになった香川は最後まで出場機会が訪れなかった。
実は終盤に投入されるはずが、それがキャンセルされていたようだ。クラブ公式の映像で、ユニフォーム姿になって投入寸前だった香川の様子が確認できる。
【動画】準備万端だったのに…香川真司、交代寸前の「キャンセル」シーン
背番号51の若手選手とともにベンチ前で準備万端になっていた香川。
だが、投入直前の84分にPAOKが1点を返したことで状況が変わり、86分に香川らではなくトーマス・ムルクが投入されることになったようだ。
『gazzetta.gr』によれば、パブロ・ガルシア監督は「間違いなく敗戦は痛い。ただ、今日はチームのポジティブな面に触れたい。我々は常に楽観的だ。特に選手たちがピッチ上でやるべきことをやった時はね。我々は修正する必要があることは分かっているし、目標達成のために練習でそれをやる。サッカー選手は機械ではなく、人であることを理解しなければいけない時もある」と述べていたという。
今後、PAOKは上位6チームによるプレーオフラウンドを戦う。
1位になれば、CL出場権(予選1回戦から)、2位と3位には来季から新設されるUEFAヨーロッパカンファレンスリーグの出場権(予選2回戦から)が与えられる。