サッカーにおいて何物にも代えがたい瞬間、ゴール。その喜びを表す手段として、選手たちによるゴールパフォーマンスが定着して久しい。今ではエンターテイメントとしてゴールをより楽しむ要素の一つともなっている。

Qolyではそんなゴールパフォーマンスに改めて着目!

Jリーグをさらに盛り上げる取り組み「DAZN Jリーグ推進委員会」の活動の一環として、今シーズンも月間で最も印象深いゴールパフォーマンスを行った選手を「Jリーグ月間ベストゴールパフォーマンス」として表彰。選手へのインタビューを通じ、パフォーマンスの裏側にあった想いやエピソードなどを紹介する。

今回は2021シーズンの第1回。2021年2-3月の「Jリーグ月間ベストゴールパフォーマンス」にQolyが選出したのは、明治安田生命J1リーグ第5節のヴィッセル神戸vs川崎フロンターレ戦で、菊池流帆が披露したゴールパフォーマンスだ。

【動画】菊池流帆、川崎相手に劇的同点弾!そしてインパクト大の「雄叫び」!

0-1で迎えた後半アディショナルタイムの90+10分、劇的な同点弾を叩き込んだ菊池。ゴールを決めた直後の雄叫びは、神戸のサポーターならずとも胸を熱くさせるものだった。

そこで今回、ヴィッセル神戸で守備の中心選手となりつつある24歳のセンターバックを直撃!昨季の悔しさを胸に臨んだ川崎戦での劇的弾や雄叫び、自ら「ダビド・リューホ」と名乗る理由などについて聞いた。

(取材日:2021年4月8日)

「今年は本当に勝負の年」

――ヴィッセル神戸は今季ここまで上位をキープしています。今季の戦いぶり、昨季との違いなどはどこでしょう?

良いスタートが切れたと思っています。昨季との違いは、守備の部分ですかね。ハイプレスがハマる場面が増えました。

――菊池選手は今季開幕からレギュラーとしてプレーしています。神戸での2年目を迎えるにあたって、自身の中ではどのようなことを考えていました?

自分はもう若くありませんし、今年は本当に勝負の年だと思っているので、強い覚悟を持って臨みました。