かつてレアル・マドリーやボルシア・ドルトムントでプレーした元ドイツ代表DFクリストフ・メッツェルダーが、懲役10ヶ月の有罪判決(執行猶予付き)を言い渡された。
メッツェルダー氏はチャットアプリの『WhatsApp』を介して3名の女性に29のポルノファイルを送信したとして逮捕された。
2019年から行われた調査により、彼のスマートフォンからは297のポルノファイルが押収されていた。
未成年者の違法な性的写真をオンラインで収集し、2019年7月から9月までの間に1名の女性に10枚の画像、他の1名に16枚の画像と2本の映像、3人めには1枚の画像を送信したとのこと。
裁判においては3ヶ月から5年の懲役刑を受ける可能性があると推測され、5月10日まで審理が行われる予定となっていた。
しかし今回行われた裁判でメッツェルダー氏は自身の行為を認め、ドイツ代表でのプレーによって授与された連邦功労勲章も返還すると述べていた。
またセクシャリティや女性への対処など特定の問題に対しての治療も行っており、自身の罪を全面的に受け入れていたとのこと。
そのため裁判は初日で終了し、メッツェルダー氏には10ヶ月の懲役刑が執行猶予付きで言い渡されたという。
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かつては『Sky』の解説者や地元クラブTuSハルテルンの会長などを務めていたものの、逮捕後それらもすべて辞任。現在はなかなか仕事が見つからない状況になっているそうだ。