先月19日に欧州の12クラブが一斉に参加を表明した「欧州スーパーリーグ」。そのプロジェクトは脱退者が次々と発生したことで崩壊寸前にある。

しかし、ただその計画が停止されただけではすまないようだ。裏切られた形となった欧州サッカー連盟(UEFA)は重大な制裁を準備しているという。

『ESPN』が伝えたところによれば、現在UEFAは当該の12クラブとの会談を続けつつ、「欧州スーパーリーグの創設を主張するクラブは1〜2年間の出場停止処分にする」という規則を作ることを決めたという。

さらに『Sky』によればUEFAはこれら12のクラブに対しての経済的な制裁を科すことも検討しているとのことだ。

会談でUEFAに協力的な姿勢を示したのはイングランドの6クラブとアトレティコ・マドリー。インテルとミランは合意されていないと伝えられているが、『Sky』によればこの2クラブとは交渉が進められているという。

ただ、ユヴェントス、レアル・マドリー、バルセロナはまだスーパーリーグ創設のプロジェクトに残っているとのことで、彼らとの交渉は厳しいものになると予想されている。

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なお、『Sky』はイタリアサッカー協会が独自に欧州スーパーリーグ参加表明クラブに何らかの罰則を科す可能性が高いとも報じており、この数日中にガブリエーレ・グラヴィナ会長から発表されるという。

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