ジョゼップ・グアルディオラ
ヨハン・クライフが率いたバルセロナ、通称「ドリーム・チーム」で中盤の舵取りを握った名プレーメーカー、ジョゼップ・グアルディオラ。彼はベテランになってから国外での経験を求めてイタリアに渡ったが、そこでのキャリアは短命だった。
最初はアンドレア・ピルロを放出したブレシアに加入し、ロベルト・バッジョとともにプレー。しかしドーピング検査で陽性反応を示して長期の出場停止処分を受けるなど苦しいシーズンを経験した。
2002年にローマへとやってきたものの出場機会はわずか4試合にとどまり、臙脂色のユニフォームを着ているグアルディオラの写真は非常に貴重なものとなってしまった。