イタリア・セリエAのインテルは3日、「来季の監督としてシモーネ・インザーギ氏を招聘した」と公式発表した。

今季セリエAを11年ぶりに制覇することに成功したインテル。新型コロナウイルスの影響による経営難のため、アントニオ・コンテ前監督を解任した。

その後数名の指揮官候補が取りざたされてきたが、先日シモーネ・インザーギ氏がラツィオを退任することが発表されたため、おそらく決まりだろうと伝えられていた。

そして今回インテルとシモーネ・インザーギ氏は2023年6月30日までの2年間に渡る契約を結ぶことが発表された。

名FWフィリッポ・インザーギの弟として知られるシモーネ・インザーギ氏は、現役時代長くラツィオで活躍したストライカーだった。

2010年に現役を引退したあとは指導者に転身し、ラツィオの下部組織からコーチとしてのキャリアをスタート。2016年に暫定監督としてトップチームを指揮すると、その手腕が評価されて正式な指揮官として迎え入れられた。

ラツィオでは2度のコッパ・イタリア優勝、イタリア・スーペルコッパ優勝などのタイトルを獲得し、昨季はセリエAで6位と好成績をあげていた。

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スター選手が揃うインテルで彼の指導力がどう発揮されるのか、来季の戦いが注目される。

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