アリエン・ロッベン

代表:オランダ

一度現役を引退したものの、1年のブランクを経て今季フローニンゲンでピッチに復帰した。怪我に悩まされたキャリアを過ごしたロッベンは、2004年も苦しい年だった。チェルシーに移籍した直後に中足骨を壊し、さらに精巣癌にも罹患したからだ。

ただ夏のEURO2004は彼にとってそれほど悪くない思い出の残る大会だったはず。20歳で代表に選ばれ、準々決勝でのスウェーデン戦ではPK戦の最後のキッカーを務めて成功し、喜びの輪の中心となった。準決勝でポルトガルに敗れたものの、ベスト4で大会を終えている。