サンフレッチェ広島は1日、「MF川辺駿がスイス・スーパーリーグのグラスホッパー・チューリッヒへ移籍することが決まった」と公式発表した。
川辺駿選手 グラスホッパー・クラブ・チューリッヒ(スイス1部)への移籍合意のお知らせ https://t.co/mPn6QuOTgL #sanfrecce #sf_official pic.twitter.com/LxPJXqANcX
— サンフレッチェ広島 公式 (@sanfrecce_SFC) July 1, 2021
サンフレッチェ広島の下部組織出身である川辺駿は、2013年にトップチームでデビューしたあとジュビロ磐田へのローン移籍を経てブレイクしたボランチ。
2018年に広島へと復帰するとそれからレギュラーに定着し、チームに欠かせないほどの存在感を見せてきた。今年は日本代表にも選ばれるなどさらなる飛躍の時を迎えている。
そして今回、25歳というタイミングで欧州への挑戦を行うことを決め、7月3日のサガン鳥栖戦を最後にチームを離れる予定になったそう。
川辺駿
「この度、スイス・スーパーリーグのグラスホッパー・クラブ・チューリッヒへ移籍することになりました。
このタイミングでチームを離れることは簡単な決断ではありませんでしたが、一サッカー選手として新しい挑戦をしたいという想いが強く、移籍を決めました。
コロナの影響で降格クラブ数の多い難しいシーズンの中にも関わらず、自分の気持ちを尊重して受け入れてくれたクラブ、特にチームスタッフとチームメイトには感謝しています」
グラスホッパー・チューリッヒはスイスリーグで最も多くの優勝回数を誇る古豪であるが、最後の優勝は2003年と18シーズン前に遡る。
2019年には68年ぶりにチャレンジリーグへの降格を喫するという屈辱を経験したものの、昨季は2部優勝して昇格に成功している。
また、先日はクラブの経営権が香港資本の復星国際(Fosun Group)に移っており、新しい会長の下で多くの投資が行われているという。
【写真】アシックス増加中!日本代表選手の着用スパイクまとめ(2021年6月)
復星国際はあのジョルジュ・メンデス代理人とセットで語られることが多く、ウォルヴァーハンプトンとも関係があると伝えられる企業だ。