ナポリを長く指揮したあと、チェルシー、ユヴェントスの監督を務めてきたマウリツィオ・サッリ氏。1年休息をとったあと、今夏ラツィオの指揮官に就任した。
彼は今回『SportItalia』のインタビューに応え、様々な物事について説明している。その中でユヴェントス時代に指導したクリスティアーノ・ロナウドについては以下のように話したという。
マウリツィオ・サッリ
「ロナウドを管理することは、あらゆる観点から見て単純なものではないのだ。
彼は多国籍企業のようなものだ。彼はサッカーと重ねなければならない個人的な関心を持っている。
彼の興味は通常のものを超えている。チームやクラブを超えている。
私はコーチであり、マネージャーではない。それでもロナウドはシーズンが終わるごとに数字で結果をもたらす。
しかし近年選手についてはよく耳にするが、チームについてのことはほとんど耳にしなくなっているね」
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セリエA優勝を成し遂げたものの、わずか1年間で解任されてしまったマウリツィオ・サッリ氏。その成績が評価されなかったのも、内部を掌握しきれなかったためなのだろうか。