ヴァイッド・ハリルホジッチ 「デュエル」
ハリルホジッチ氏が日本代表の監督を務めた時代は、その独特な表現を用いた“独演会”といえる記者会見が話題の的に。デュエルはその中で多用された言葉だ。
英語における「デュエル」は「決闘」、「生死をかけた勝負」などと翻訳されるもの。旧ユーゴスラビア出身で闘争心の塊だったハリルらしい言葉だが、ザッケローニ氏が使ったインテンシティに近いものがある。
ただインテンシティよりさらに一つ上のカテゴリのようなニュアンスであるようだ。
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当時の霜田技術委員長は、「デュエルはルーズボールの競り合いだけでなく、1対1のボールの奪い合い、相手のボールを奪う、マイボールに相手が激しく来ても取られないフィジカルコンタクトの強さ」だと説明している。
ブンデスリーガのデュエルランキングで遠藤航が上位になることはしばしば語られているがタックルで勝った、ボールを奪っただけでなく攻守両方に関するものだということは知っておきたい。