マルティン・ブライスウェイト
バルセロナではやや「異質」なタイプであるデンマークのストライカー。チャビ・エルナンデス監督が求めるセンターフォワード像にもウイング像にも合致しないような雰囲気だ。
この30歳の選手は獲得された当初「なぜ彼なんだ」と批判されたものの、その粘り強さやスピードは評価できるものだった。移籍金ほどの価値があったかどうかを置いておけば、袋叩きにされるような存在でもない。
ただ、不運にも現在怪我で出場できない状況になっており、チャビ監督のスタートでチームに入ることができない。もともと微妙な立場だった彼にとっては、わずかに残ったチャンスを逃してしまうことに…。