ハンブルガーSVでプレーしているガンビア人MFバケリ・ジャタが、ウソのプロフィールを使っているという疑いで正式に告発された。『SIC』などが伝えている。

バケリ・ジャタは1998年生まれの23歳と登録されている選手で、2016年にトライアルを経由してハンブルガーSVに加入した。

2018年に2部へと降格してからはレギュラーとして重要な存在となっており、酒井高徳とも長くともにプレーしていたことで知られる。

ただ、彼には出自や名前を巡る疑惑が浮上していた。

彼自身は2015年に難民としてドイツへと渡ってきたと説明していたものの、2019年に行われた調査で「元ガンビアU-20代表MFのバケリ・ダフェと同一人物ではないか」と考えられた。

バケリ・ダフェは1995年生まれの選手で、ガンビアやナイジェリア、セネガルなどのクラブでプレーした経験を持っている選手。

彼は2015年を最後にFIFAの移籍登録システムから外れており、それ以降のキャリアについては不明な状況となっていた。

当初の調査では確たる証拠が見つからなかったものの、昨年居住法違反の疑いで捜索を受けた結果「ダフェが連絡を取っていた人物との関係が確認できる」記録が発見された。

また、今年裁判所が依頼したフライブルク大学の調査により、映像の解析から「同一人物である可能性が高い」という結果に。

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そして今回裁判所が移民法違反と書類偽造の容疑によりバケリ・ジャタを正式に告発したとのこと。

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