6日、恒例の「Jリーグアウォーズ」が行われ、2021シーズン明治安田生命Jリーグの各賞が発表された。

2度目のJ1連覇を達成した川崎フロンターレでは、レアンドロ・ダミアンが最優秀選手賞(MVP)を受賞。ベストイレブンにもダミアンを含む7名が選出された。

Qolyは今回その中の一人、プロ4年目でJリーグベストイレブンを初受賞した、日本代表MF脇坂泰斗を直撃!

厳しい日程の中で頂点に立った今シーズン、ピッチ内外での出来事の振り返りや自身のプレー、さらには現在空き番号となっている「川崎フロンターレの背番号14」への思いなどについて聞いた。

(取材日:2021年12月6日)

強い責任を感じながら臨んだシーズン

――長いリーグ戦お疲れ様でした。まずは、プロ4年目で初めてのJリーグベストイレブンに選ばれました。今の気持ちを教えてください。

昨年は優秀選手賞にはノミネートされたのですがベストイレブンに入れず。その時に「来年は絶対に入りたい」と強く思ったので、嬉しいです。

――まだ天皇杯が残っていますが、今シーズンはチームとして個人として、どんな1年でした?

チームのことで言うと、過密日程の中でたくさんの試合があり、駆け抜けながら戦い抜いたという印象が強いです。その中で、個人として一定のパフォーマンスはできたのではないかと思っています。

ただ、チームが苦しい時にもっと何かしたかったなという反省点のほうが正直まだまだ強いです。そこは自分の課題でもあるので、引き続き取り組んでいきます。