――昨年に続き、今年も過密日程の中で長期離脱することなくここまでシーズンを戦い抜いています。フィールドプレーヤーでこれはすごいことだと思うのですが、秘訣というか心がけていたことなどありますか?

試合に多く出場するためにはやはり身体のケアが大切です。チームにもトレーナーはいますがそこだけに頼らず、自分の身体は自分が一番分かっていると思っているので、常に自分の身体と向き合うようにしています。

プロに入ってからここまで大きな怪我もなくやれているのは、もちろんチームのトレーナーやドクターのサポートもあるのですが、自分の身体と向き合ってきた結果でもあるかなと思います。

――今年はJ1のチーム数が多い上にACLやそれによる隔離もあり、相当大変なシーズンだったと思います。今振り返って一番しんどかったなという時期はいつ頃でした?

隔離期間は本当にきつかったです。

6月から7月にかけてACLのグループステージでウズベキスタンへ行き、帰国してからリーグ戦と天皇杯がそれぞれ1試合ありました。ただその2試合を結構早めに消化してしまって、その後が空いたんです(※J1第19節の清水エスパルス戦が7月17日、天皇杯3回戦のジェフユナイテッド千葉戦が7月21日)。

東京五輪による中断期間でチーム自体はオフに入っていたのですが、隔離は続けなければならず、家に帰って休みたいのにできなくて。

もう一つは、ACLのラウンド16で蔚山現代に敗れたあとですね。蔚山戦を含めアウェイ3連戦、しかも隔離期間だったので、転々としながら隔離もあってきつかったです。

でも、逆を言えばそうした中で(蔚山戦後に)5連勝できたことは本当に大きかったです。きつかったですけど、チームみんなで耐え抜いた5連戦でした。

――山根視来選手に2ヶ月ほど前にインタビューした際、蔚山戦でチームが一つになれたことがその後の5連勝につながったと話されていました。脇坂選手もそういった部分は感じますか?

蔚山戦はアウェイの一発勝負という異例のレギュレーションで行われた試合でした。

ただ、自分たちはやれることはすべてやり、チームとしての一体感もすごく良かったです。結果はPK戦での敗退でしたが、やり切って負けた感は少なからずありました。

蔚山戦で団結したまま、その時の悔しさも乗せて5連戦に臨むことができたので、ミキくん(山根)が言っていることは自分も分かります。