日本代表、そして「背番号14」への思い
――今年3月、日本代表に初招集され、韓国戦でデビューを飾りました。A代表に入って感じたことはどんなところでしょう?
漠然とした目標が、明確な目標に変わった瞬間でした。
追加招集で呼んでいただいて、チームとして戦う中で、自分自身がレベルアップしないといけないと強く感じました。
――現在行われているアジア最終予選では、守田選手や田中碧選手がスタメンでプレーしています。彼らを見ていて感じるところは?
頼もしいと感じていますし、同時に、一緒にプレーしたいとも思っています。
こうしたらもっと自分もやれるかな、とか、彼らを生かせるかな、など。一回入ったことによってそういう一段階上の見方ができていると感じます。
※ちょうど今週、来年1月のウズベキスタンとの強化試合に向けた日本代表メンバーに招集された。
――今後、自身の中で伸ばしていきたいところはどこですか?
課題はたくさんありますが、良い部分を伸ばしていかなければならないとも同時に思っています。
そういう意味では、やはり攻撃のところですかね。自分にボールが入ったら絶対にチームが落ち着くとか、どれだけ相手が来ていてもヤストに入れれば大丈夫だよねとか。そのくらいまで行きたいです。
自分で点を取ることができるし、周りに取らせることもできる選手になりたいです。
――ゴールという意味では今シーズン、脇坂選手は35試合に出場し、3ゴールでした。この数字を増やしていくために必要なことは?
まだまだ練習が足りていないということだと思います。自分のプレーはすべてトレーニングの中で自信をつけてきたものなので、もっともっと試合を想定したトレーニングなどをしていく必要があるのかなと思います。
【脇坂の鮮やかなミドルシュートが決まり川崎3点目!】#天皇杯サッカー⚽ 準々決勝
後半6分#川崎フロンターレ 3-0 #鹿島アントラーズ
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— NHKサッカー (@NHK_soccer) October 27, 2021
――ACLや天皇杯では見事なミドルシュートも決めています。リーグとは違うボール(※モルテン製)ですが、あちらのほうが蹴りやすいといったことはあるのですか?
蹴りやすい・蹴りにくいはないのですが、軽くてブレる感じがします。そういう認識が自分の中であるので、力を入れすぎずにシュートを打てているのだと思います。
ボールよりも自分の意識のところです。それをボールに関係なくできる技術と精神面が大事になります。