――DAZNの選手紹介での「きゅんです。」ポーズも今シーズン話題になりました。あれが誕生した経緯もこの機会に教えてください(笑)。

シーズン前にユニフォーム姿での撮影があるのですが、フロンターレは何に使うのか分からない写真の撮影が結構あるんです。その流れでスタッフの方から「ハートをして」と言われて、「今流行っているのはこれですよね」とノリノリでやりました。

横浜F・マリノスとの開幕戦。試合が終わったあとバスに乗って携帯を見たら、大事な開幕戦で勝ったとはいえ、それにしても多いなというくらいのSNSの通知が来ていて(笑)。そこで初めて知り、これで1年間やるのかと。やられました(笑)。

ただ、のちにグッズも出て、タオルを掲げてくれるサポーターも増えたので、そうやって認知されるのも嬉しいなと思っています。

――「きゅんです。」タオルが掲げられていると、やはりピッチからでも分かりますか?

分かりますね。浮いています(笑)。

――脇坂選手は、橘田健人選手のことを「エンゴロケント」と名付けたり、三笘薫選手がベルギーでハットトリックをした際は三笘選手の投稿に「三点薫」とコメントをつけたり、SNSでのキャッチーなフレーズも目立ちます。

めっちゃ見ていますね(笑)。

ケント(橘田)のに関しては二人でいる時にちょくちょくいじっていて、ケントも結構嬉しそうな表情をしていたんです。嫌そうだったら言わないのですが、まんざらでもなさそうな感じでしたし、身長もカンテ選手と一緒なんですよね。

プレースタイルもすごく被るところがあるので、ちょうどすごいプレーをした試合のあと、僕も試合後はテンションが上がっているので投稿したら、サポーターの皆さんも呼び始めて(笑)。

カオル(三笘)のは、カオルが投稿するとコメントする先輩方も多くて。その中で、カオルの目にとまるようなコメントをしたいと思いちょっとひねってみました。

――橘田選手は1年目ですがチームに欠かせない選手になりました。すぐそばでプレーしていて彼の成長というか頼もしさをどう感じていますか?

守備範囲が広くて運動量も非常に多いので、カバーをしてくれるのがすごく助かります。攻撃の時も「どこへ行ったらいいですか?」と結構聞いてくれて、自分が居てほしいところに居てくれるのが大きいなと感じます。