エランド・ロードで行われたプレミアリーグ第18節リーズ対アーセナル戦。
『Sky Sports』によれば、アーセナルのベンチは試合中にリーズファンから人種差別的な罵声を浴びせられていたようだ。
前半30分過ぎにアーセナルの控え選手が第4審判にそのことを訴えた。プレミアリーグもアーセナルから申し立てがあったことを認めており、調査に乗り出している。
試合後、アーセナルのミケル・アルテタ監督は「それは通報されたし、スタジアムマネージャーは当局とともにそれに対処する必要がある。非常に失望している。こういったことを避けるためにサッカー界では多くのことを行ってきたからね。ただ、これはひとりの人間(がやったこと)だ。スタジアム全体が代償を支払うメリットはない」と述べたという。
Leeds and Arsenal fans in good spirits before kick off 🙌🏼 pic.twitter.com/yE5yiBKYpY
— Football Daily (@footballdaily) December 18, 2021
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なお、試合は1-4でアーセナルが勝利。冨安健洋は後半19分に負傷交代になったが、アルテタ監督によれば、筋肉系の問題だったとのこと。
追記:その後、リーズは逮捕者が出たと発表。「リーズでは人種差別は一切容認されない。差別的な言葉を使ったサポーターは生涯出入り禁止の対象になる」との声明を出した。