2-2の引き分けとなったトッテナム対リヴァプールのビッグゲーム。
アンディ・ロバートソンが一発退場を宣告された一方、彼に危険なタックルを浴びせたハリー・ケインが退場にならなかったことが物議を醸している。
【動画】これは危ない…ケイン、ロバートソンへの足裏危険タックルシーン
『BBC』によれば、かつてプレミアリーグでも笛を吹いたマーク・クラッテンバーグ元審判は、こんな話をしていたそう。
マーク・クラッテンバーグ(元プレミアリーグ審判)
「ケインのタックルはロバートソンのよりも酷かった。
(ケインが退場になるには)ロバートソンの足が接地していなければいけないという話を聞いて、私は不安になった。
もしそうしていれば、彼はこのクリスマスに歩けていないからだ(骨折していた)。
(今回の判定が)ケインへの明確なミスだと思えないなら、自分の仕事を正しくしていないことになる。
我々審判は試合のルールを知っているという罪がある場合があるが、我々は試合を理解していない。
VARがこれを間違えることはありえない。レフェリーは間違うことがありえる、一瞬の出来事だからだ。
VARには全方向のアングル、スローモーションがあり、接触点を見ることができる。
もし、彼らが足が接地していなければいけないと言うなら、そんな話は初めて聞いた。
足が高く上がり、スタッドが見えていたら、それは無謀であり、突進している。
今もRobbo(ロバートソン)が歩けているのはラッキーだ。
我々はサッカー選手をより理解すべき。彼が足を残しておくことはないだろうからだ。
そんなことをする必要はない。
彼が自分の足を骨折させて、キャリアを危険にさらしたがるはずはない」