GK:中村航輔(ポルティモネンセ)

「川口能活の再来」と絶賛された逸材の将来は約束されているはずだった。

決して大柄ではないもののシュートへの反応は天下一品。Jリーグでは「残念そこは中村航輔!」という言葉がネットで流行するほどで、人気・実力、スター性どれも申し分なかった。

4年前の2018年大会、不調の川島永嗣に代わって彼を推す声は強かった。しかし大会前に行われたJリーグの試合で頭部を強打した影響もあり控えに止まると、さらに大会後の試合中にも意識を失うほどの脳振とうに見舞われる。

以降はやや輝きが薄れてしまった。昨夏移籍したポルトガルでは髭を生やし体型もややふっくらに。その姿は往年のチラベルトを彷彿とさせるが半年でまだ公式戦1試合しか出場できていない。