セリエA第30節、宿敵ラツィオとのデルビーに3-0で快勝したローマ。開始1分で先制すると、前半40分までに3点を奪取する展開だった。
ローマのウルトラスたちは3点をリードすると、前半の段階ながら、チームがパスを回すごとに「オーレ」と合唱。だが、ジョゼ・モウリーニョ監督はそれに激怒していた。
指揮官は試合後のインタビューでその理由についてこう述べている。
ジョゼ・モウリーニョ(ローマ監督)
「『オーレ』は嫌いだ。
試合終了間際であったとしても、それを聞いた選手に与える影響が気に食わない。
選手たちが『オーレ』を試合が終わったと解釈したり、ショーをやっていると解釈するのも嫌だ。
リスペクトは非常に大事なんだ。3ゴールで勝ったが、4,5ゴールだったかもしれない。だが、相手へのリスペクトは不可欠だ」
試合が決まった場面でパスを回すごとに「オーレ」とファンが合唱するのはお馴染みの光景。ただ、モウリーニョはそれが好きではないようだ。
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この日の結果、ローマは6位、ラツィオは7位となっている。