今季、100億円を超える移籍金でチェルシーに復帰したベルギー代表FWロメル・ルカク。

だが、期待されたようなパフォーマンスが継続できず、ベンチ要員に降格してしまった。

『Daily Mail』によれば、かつてチェルシーで選手兼任監督も務めたグレン・ホドル氏はこう指摘していたそう。

グレン・ホドル

「欠けているものは、トゥヘル監督とは関係ない。チェルシーのプレースタイルとも関係ない。

彼は鏡で自分自身を見つめる必要がある。

そして、『自分のベストを引き出さないといけない』と自らに言い聞かせなければならないよ。

あのインタビューとあの怪我以降の彼は以前とは程遠い。

十分にフィットしているのかは分からない。本当に引き締まっていて、フィットしているようには見えないね。

間違ったことに取り組んでいたのかもしれない。ハードワークをしていたかもしれないが、間違ったことをやっていたかもしれない。

ジムワークをやり過ぎたのかもしれないが、それは分からない。

途中交代で試合に影響を与えられるような選手には見えない。

交代選手には試合への影響を期待する。ポジティブな形で試合にインパクトを与えてほしい。

今の彼はそういう風には見えない。ボールが来たり、誰か頭にボールを届けたり、チャンスを与えてくれれば、得点するって感じだ。

だが、スペースを作り出すために懸命に取り組んではいない。鏡で自分自身の姿を見つめなければいけないよ」

「彼はしっかりしないといけない。途中投入された時は同じ選手とは思えないね。

交代選手はマッチウィナーになりえる。

CFなら、守備をするために出場するわけではない。選手たちが疲れている終盤に必要とされるから出場するのだ。

彼はスタメン起用に値することを十分に示せていない。

監督に『本当にいいな、キレてるし、危険な存在になれる』と言わせる必要があるが、そうなっていない」

交代選手としてのルカクは効果的なプレーができていないが、現時点では先発にも値しないと指摘。

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一方、カイ・ハヴァーツは“順9番”としてもいい動きをすると評価されていた。また、ティモ・ヴェルナーも途中投入した際には試合のダイナミズムを変えられる選手だと評価されている。

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