今冬Jリーグに復帰し、開幕から存在感を示し続けている鹿島アントラーズFWの鈴木優磨。
6日に行われたJ1リーグ第7節、アビスパ福岡とのアウェイ戦ではゴールこそ奪えなかったが0-1の勝利に貢献した。
(打点の高い強烈ヘッドをみせる鈴木優磨)
一方、この試合中には福岡のDF奈良竜樹と激しくやり合う場面があった。
元U-23日本代表センターバックで対人の守備に定評がある奈良。2020年には鹿島に在籍しているが、ちょうどその時期に鈴木は海外にいたため同じチームではプレーしていない。ただ奈良が川崎フロンターレに在籍した時代には対戦しており、そこで揉めた“因縁”があった。
奈良は試合後、鈴木との再戦をこう振り返った。
奈良竜樹(アビスパ福岡DF)
「彼(鈴木)が海外に行く前にも何度か対戦したことがあり、そのときよりもゴール前だけではなく、組み立ての部分でもこなせる選手になったという情報があった。
自分がどこまでついていくのかとか、もちろんゴール前の動きにも特徴があるので、そこはしっかりつくところと離すところ、あとは心理的な部分での駆け引きとか、ある程度楽しんでやれたかなと思います」
鈴木が当時よりパワーアップしているという情報を事前に受け、警戒しつつも厳しくいったようだ。
28歳の奈良はこれが今季の初出場だった。「試合に出たからには勝たないと選手の価値は上がっていかない」と結果については残念がったが、鈴木とのバトルは楽しめたようである。
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鈴木は毎週のように騒動を起こし、今や「他サポから最も憎まれる選手」となっている。これからも百戦錬磨のDF、そして相手サポーターたちとの熱いバトルが見られそうだ。