2位 クリスティアーノ・ロナウド
サッカー史上、ロナウドほど多くの得点を決めた選手はひとりもいない。スポルティング、マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリー、ユヴェントス、ポルトガル代表で807回以上もゴールしてきた。
当初はスリル満点ながら一貫性のないウィンガーとしてキャリアをスタートさせたロナウド。アレックス・ファーガソン監督のもとで恐ろしいセントラルストライカーに変身し始めると、最高だった2007-08シーズンには42ゴールを決めた。
その数字もレアル時代と比べると得点の少ないシーズンといえる。
2009年にベルナベウに移籍すると、ドリブルを減らし、シュートを増やすようになった。その結果、彼の驚異的な得点記録によって、レアルは2010年代中盤から後半にかけて、5年で4度のCL優勝を達成。
ロナウドも7度のリーグ制覇、ポルトガル代表でのEURO優勝、5度のバロンドール受賞を成し遂げた。ユナイテッド加入当初は「見かけ倒し」と揶揄された選手にとっては悪くないものだ。