アテム・ベナルファ(元フランス代表)

35歳になった元フランス代表。

若くから超天才として期待された左利きのドリブラーは、元チュニジア代表選手だった父のもとにフランスで生まれた。

そのテクニックはひとりですべてを決めてしまえるほどの高みにあったが、個人技に走りすぎたり、周囲と衝突するなど成熟しきれず。

1年以上も干されたPSGとは法廷闘争にまで発展した。リールに移籍した今季も監督を侮辱したことでシーズン途中でチームから追放されている。

2006年のW杯前にチュニジア代表から招集されるもフランスを選ぶと辞退。翌年に20歳でフランス代表にデビューした。2012年のEUROには出場したが、W杯に出場したことはない。

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本人は「チュニジア文化は自分の一部。家に帰れば、全てがチュニジアさ。チュニジアの言葉を話し、チュニジアのテレビを見て、クスクスなどのチュニジア料理を食べる。チュニジア人の温かみに親しみを感じる。彼らは今を生きていて、深刻に考えすぎないんだ」と語っている。

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