バルセロナとマンチェスター・ユナイテッドの間で行われていたフレンキー・デ・ヨングの移籍交渉が合意に達したという。

移籍金についてはおよそ7500万ユーロ(およそ103.5億円)で、それに加えて最大1000万ユーロ(およそ13.8億円)のボーナスが支払われるという条件になったとのこと。

マンチェスター・ユナイテッドの新監督に就任したエリック・テン・ハフ氏は、かつての教え子であるデ・ヨングの獲得を希望していた。

そして財政的に難しい状況にあるバルセロナもそれに応じてデ・ヨングの売却を行うことを決め、今回そのクラブ間交渉が合意に達した。

デ・ヨングを売却することにより、バルセロナはサラリーキャップの対象となる予算のうち3000~3500万ユーロ(およそ41.4~48.3億円)を削減でき、新戦力の登録を行うことができる。

ところが、問題になっていたのはデ・ヨング本人の意思だ。

デ・ヨングはコロナ禍においてバルセロナでの給与の支払い延期を受け入れており、未払い分がまだ1700万ユーロ(およそ23.5億円)以上残っている。

さらにデ・ヨング自身がバルセロナでプレーすることが夢だったという点もあり、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍を拒否しているという。

『Mundo Deportivo』のレポートによれば、バルセロナは今回クラブ間の合意ができたことにより、デ・ヨングに対して「君は今夏退団しなければならない」と通告を行ったそうだ。

ファイナンシャル・フェアプレー制度の基準を満たすためにもサラリーキャップの空きを作るためにもデ・ヨングの現金化は不可避…というのがバルセロナの立場であるよう。果たしてこの去就問題はどのような結末を迎えるのか…。

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ただ、チャビ・エルナンデス監督はバルセロナに対して「デ・ヨングを放出するならばベルナルド・シウヴァのような選手を後釜として獲得してほしい」と訴えているようだ。