12日、イングランド・プレミアリーグのウォルヴァーハンプトンは「元スペイン代表FWジエゴ・コスタを獲得した」と公式発表した。
かつてチェルシーでプレーしていたジエゴ・コスタは、その後アトレティコ・マドリーとアトレチコ・ミネイロを経てフリーになっており、半年間の浪人生活を経験していた。
獲得にあたっては当初労働許可証の発行が拒否されるということもあったが、ウォルヴァーハンプトンが特別な申請を行い、それが承認されたそうだ。
It's official. ✍️ pic.twitter.com/FXcgReSlsr
— Wolves (@Wolves) September 12, 2022
【動画】鎖に繋がれた狼を従えるジエゴ・コスタ。散歩中ではないはずだ
ウォルヴァーハンプトンはラウール・ヒメネスとサシャ・カライジッチが怪我をしたため、前線が足りない状況となっていた。そこでジエゴ・コスタの獲得が決断されたとのこと。
加入にあたり、ジエゴ・コスタは以下のようにコメントを残している。
ジエゴ・コスタ
「ウォルヴァーハンプトンは、サッカーのやり方を知っている優秀な選手を持つ一流のクラブだ。そして、プレミアリーグで再びプレーできるチャンスを手にできることは重要だった。
このクラブがオレの決断に影響を与えたのは間違いない。技術的な観点や選手の質だけではない。多くのポルトガル人がいるから、オレの適応も遥かにスムーズになるはずだ。
残念ながら選手の怪我があったので、チームは最高の状態ではない。ただ、それについてオレができることは、怪我をした彼らに幸運を祈るだけだ。
ブルーノ・ラージ監督と会ったとき、プレミアリーグに戻ることについて話した。昔オレがプレーしたコンペティションだし、いつもチェックしていた。好きなリーグだ。
マドリッドでのプレーも楽しかったが、それとは関係なく、落胆を感じていた。しかしそれが自分のモチベーションになった。オレの心に火を着けてくれたよ」