アーセナルで長年指揮を取っていた名将アーセン・ヴェンゲル氏。22年で多くの無名選手を発掘して育て上げたことで知られる。

しかし一方でそうならなかった選手たちも。今回は『Planet Football』から「ヴェンゲル監督の掘り出し物じゃなかった補強」をご紹介する。

アモリ・ビショフ

ビショフがアーセナルにやってきたのは2008年夏。『Bleacher Report』は、「ヴェンゲルはまたもや将来我々が絶賛する選手になるかもしれない無名の若者と契約した」と報じていた。

ヴェルダー・ブレーメンからの加入が遅れ、さらにビショフが2回の鼠径部手術を行ったとき、誰もが警告であると感じた。そしてヴェンゲル自身も「これはギャンブルだ」とコメントした。

わずか1年で退団することが決まり、彼は4回の途中出場だけで終わった。それからのキャリアの大半をドイツの下部リーグで過ごすことになったが、ビショフは今でもヴェンゲルと連絡を取り合っているという。彼にとっては悪くない記憶の一つになっているようだ。