2018年のワールドカップで日本と激闘を演じたベルギー代表。4年前は3位と躍進したが、今大会ではやや懸念材料もある。

10番を背負うエデン・アザールのコンディションもそのひとつ。31歳になった彼はベンチが定位置になっており、今季は6試合で計230分ほどしかプレーしていない。

左サイドの人材としては、ブライトンで素晴らしいプレーを見せているレアンドロ・トロサールもいる。ただ、ロベルト・マルティネス代表監督の信頼は揺らぎないようだ。

『VTM Nieuws』のインタビューで「トロサールの話は当然ある」としつつ、アザールについてこう述べたという。

「だが、そのキャリアと経験を考えれば、エデンの代表チームにおける重要性に疑いの余地はない。

彼は2018年のキープレイヤーのひとりだったし、それも重要な経験だ。

この2年はエデンにとって特に困難な時期だった。

EUROでは痛みを抱えながら、チームを助けてくれた。(1-0で勝利した)ポルトガル戦での60分間のことを思い浮かべているよ。

フィットしてフレッシュな状態のアザールがもたらすものを過小評価してはいけない」

近年のアザールは足首の怪我に苦しんできたが、現在はその痛みからは解放されている。指揮官はその点からもW杯での活躍を信じているようだ。

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ベルギー代表でいえば、負傷離脱していたロメル・ルカクが復帰戦でいきなりゴールを決めた。マルティネス監督は「ロムは怪我で大変な時期があった。あのようなカムバックができるなら、3週間はプロセスが早まる」と喜んでいたそう。

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