カナダのような弱小チームにとって、得点のチャンスはほとんどないだろう。コーナーキックも一つたりとも無駄にできない。トーナメントでは常にセットプレーが大事だ。
最近の試合では、カナダは特にセットプレーで鋭さはなかった。しかし日本戦ではその一つ一つが危険さを感じさせた。8つのコーナーキックがあり、13のフリーキックがあった。その多くがアタッキングサードでのもの。
特にジュニア・ホイレットは鋭いシュートを放ち、ニアかファーでヘディングをし、波状攻撃にもつなげた。
全体的にカナダにとってはポジティブなパフォーマンスで、強い日本代表よりも優れているように見えた。
ただその中で懸念点は安易にボールを失うアンフォーストエラーだ。前のバーレーン戦よりは遥かに少なくなったが、いくつかの瞬間でこのレベルで冒してはいけないものがあった。
そして日本のゴールは苛立たしいものだった。ハーフウェーライン付近から迅速な攻撃を許し、ラインを十分に早く設定しなかった。ボールを見失い、相手のプレーを可能にした。
このような瞬間は、カタールでの大会においてカナダを破滅させる可能性があるものだ」
なお、プレーヤーオブザマッチとして選ばれたのがジュニア・ホイレット。そのセットプレーでの質が評価されたようだ。