――メッシ選手がいながらアルゼンチンはなかなかタイトルに届きませんでした。スカローニ監督のもとで結果が出るようになったのはなぜなのでしょう?
たしかにスカローニ監督は指導者としてあまり経験がありません。そんな監督がいきなりアルゼンチン代表という大役を任されて、誰もが「大丈夫か」と心配していたと思います。
しかし彼は、日々の仕事によって信頼に足る人物であることを示しました。彼の仕事を見た選手たちも監督についていくようになり、それによってチームが団結し徐々に良くなっていきました。
彼らが強いチームになったのは、みんなが力を合わせることができたということですね。
そうした日々の仕事の結果として、彼らは何試合負けていないのか分からないような記録にまで達しました。その結果がさらに選手たちに自身を与え、チームの勝ちたち気持ちはより強くなっています。
コパ・アメリカの優勝はバラバラになっていたチームやスタッフ、国民を団結させたのです。それによってワールドカップへの期待感が出ていますね。
動画では他にも、「よく間違えられる」従兄に関するエピソードや、同じベレスのアカデミーで育った現アルゼンチン代表のニコラス・オタメンディ、地元アルゼンチンで体験したコパ・アメリカ優勝やアルゼンチンからスターが生まれる理由、ワールドカップへの期待、さらにはセレッソ大阪を含む日本のファンへのメッセージなど、たっぷり聞いているのでそちらもぜひ!(※インタビュー前編はこちら↓)
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アルゼンチンのカタールワールドカップ初戦は22日(火)。日本時間19時からサウジアラビアと対戦する。