この得点を認めた判定に元チェルシーGKペトル・チェフは反発。「ユナイテッドの同点ゴールは、ルールを作る人間が試合を理解していないことを証明したに過ぎない」とツイートしたことが話題になっている。
一方、両チームの指揮官はこう述べていた。
エリック・テンハフ(ユナイテッド監督)
「逆の見方もできる。ルール上、相手の最終ラインが混乱する瞬間だ。
ただ、ルール的にはマーカスはボールに触れなかったし、干渉もしなかった。
ブルーノはその後ろから入ってきた。ただ、逆の見方もできる」
ジョゼップ・グアルディオラ(シティ監督)
「ラッシュフォードはオフサイドだったが、ブルーノ・フェルナンデスはそうではなかった。
ラッシュフォードは我々のGKとCBの注意をそらした。そういうことだ。
我々はどこでプレーしたかを分かっている。こういうスタジアムでレフェリーをするのは難しい」
ブルーノ本人は「自分はゴールに向かっていたので、マーカスは僕のほうがいい位置にいることが見えていた。僕らのどちらかがオフサイドか否かというのは分からなかった。自分の近くにいたのはDFひとりだけだった」とコメント。
一方、シティDFマヌエル・アカンジは「あの同点ゴールはお笑いだ。あれが許されるなんてありえない。彼がボールに触れていないのは分かるが、30メートルも走って、ボールを追いかけた。明らかにオフサイドだ。レフェリーはその状況を見ようともしなかった。今年初めに説明を受けた時は明らかなオフサイドだと思ったが、そうじゃなかった」、ナタン・アケも「非常に腹立たしい。彼はプレーに干渉した。GKとDFに何ができたのか。彼はフェルンデスがシュートする1秒前までそこにいたんだからね。彼は明らかに干渉したのにレフェリーは得点を認めた」と不満げだった。
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なお、この日はシティとリヴァプールがともに敗戦。土曜日のプレミアリーグで両チームが負けるのは2013年3月以来10年ぶりのこと。