この気持ちを言葉で表現するのは難しい。2009年10月8日、クロアチア代表でデビューしたときのことは永遠に忘れられないよ。
あらゆるユース代表でプレーしたが、常に頂上を目指していた。A代表に入りたかった。それは全世界の前で自分を見せられることを可能にしてくれた。
ただ、正直なところもっと自分自身に期待していたね。自分のプレーにがっかりした試合も何度かあったんだ。
もっと正直になれば、今よりずっと前の若い頃にも代表引退を考えていた。悔しかった。若かったし、忍耐強くなかったからね。
ただ最終的には自分の心に耳を傾け、プレーを続けることにしたんだ。それが可能になった理由の大部分は、ファンのみんなだった。ありがとう。
関わってくれたすべての人々に感謝するよ。ここですべてを書くことはできないが、皆さんがいなければ僕はなにも成し遂げられなかった。
最後に言いたい。僕は選手として代表を離れるが、同時にクロアチア代表のファンが一人増えるということさ。これまでと同じように、お互いに寄り添い合おう」
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クロアチア代表のズラトコ・ダリッチ監督は、この引退に際して「彼はロッカールームのリーダーの一人で、チーム全体をやる気にさせる真のファイターだった。キャリアを通して多くの批判を受けた男だが、その達成したことを誇りに思ってほしい」とコメントしているとのこと。