この1月にシュトゥットガルトに移籍した原口元気。遠藤航、伊藤洋輝に続く日本人選手になった彼はすでに確固たる地位と信頼を勝ち得ているようだ。
シュトゥットガルトはこの冬に20歳のフランス人MFナウーリ・アーマダをクリスタル・パレスに1200万ユーロ(17億円)で売却した。
『BW24』では、原口はその後釜として見事な活躍を見せていると伝えている。残留争いのなかで是が非でも必要としていた人材であり、アーマダの上位互換になっていると絶賛。
「日本人選手について語られるとき、しばしば決まり文句に陥ることがある。控えめで、実直な仕事人というのがよく言われることだ。ただ、原口は控えめだからといって、ピッチ上で無口なわけではない。その逆だ」としている。日本人に多い寡黙なタイプないという指摘だ。
実際、シュトゥットガルトの新スポーツディレクターも「ブンデスリーガでの経験が豊富で、チームメイトとよく話す。ランニング面でも中心人物のひとりだ。(アーマダの退団後)ほぼ移行なしで彼が来てくれたのは喜ばしいこと」と原口を賞賛。
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また、ブルーノ・ラッバディア監督も「彼のような選手を獲得できたのは幸運な状況だった。ブンデスリーガを知り尽くしているし、多くの日本人選手がそうであるように態度もいい」と高く評価している。