今季チェルシーからインテルへとローン移籍しているロメル・ルカク。かつて大活躍したイタリア・セリエAへの復帰であった。

しかしながら今シーズンの彼は怪我に苦しめられており、冬のワールドカップでの無理も祟ってパフォーマンスが向上しておらず、セリエAだけで12試合を欠場している。リーグで3ゴール、チャンピオンズリーグで2ゴールと成績も寂しい。

チェルシーでうまくいかなかった時には「インテルに戻りたい」と公言していたルカクであるが、イタリアでも今季は苦しんでいる。

『Daily Mail』によれば、インテルのCEOを務めているジュゼッペ・マロッタ氏は『Sky』に対して以下のように話したそうだ。

ジュゼッペ・マロッタ

「ローンの契約は1シーズンのみだったので、6月30日までにどんなにうまくプレーしたとしても、ルカクはチェルシーに戻るだろう。

今季は前例のないようなシーズンだった。もちろん冬に行われたワールドカップのことだよ。

我々が経験した問題は、他のクラブも、そしてワールドカップでプレーした選手たちも同じように体感した。ルカクはその典型的な例だよ。

マルセロ・ブロゾヴィッチはもはや我々が知っているマルセロ・ブロゾヴィッチではない。

ロメル・ルカクは、最高のサッカーをするために必要なフィットネスを未だに取り戻すことができていない。過去数年間のような選手ではないのだ」

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9700万ポンドもの移籍金でチェルシーに再加入したルカクは、まだその契約を2026年夏まで残している。これから果たしてどうなるのか…。

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