先週エジプトの2部リーグで起こった珍しい事件により、審判が無期限の割り当て停止になったようだ。

試合はスエズ対アル・ナスル。1-0で終盤に突入したところで、セットプレーからアル・ナスルがゴールを決めて追いついたかに見えた。

しかしながら、スエズの選手たちは「アル・ナスルの選手が手でボールを触っていた」として激しく抗議を行った。

この試合ではVARが導入されていなかったため、主審を務めていたムハンマド・ファルーク氏はなんとファンからスマートフォンを借りてその該当の場面を再生し、ゴールかどうかを判定したのだ。

そして長い時間を使ってハンドがあったことを確認すると、最終的にアル・ナスルのゴールを取り消した。

その後15分ものアディショナルタイムが追加され、結局試合は3-1でスエズが勝利している。

ただ、このムハンマド・ファルーク主審の行為がルールに抵触しているとアル・ナスルからエジプトサッカー連盟へ抗議が行われた。

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そしてその場面を精査した結果、エジプトサッカー連盟はこの試合に関わったすべての審判とスタッフに対して無期限の割り当て停止処分を言い渡したという。

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