バイエルン・ミュンヘンは24日、「ユリアン・ナーゲルスマン監督を解任することを決定した」と公式発表した。

その声明によれば、解任を決定したのはオリヴァー・カーンCEOとスポーツディレクターのハサン・サリハミジッチの二人による協議であるとのこと。

ユリアン・ナーゲルスマンとともにアシスタントコーチのディーノ・トップメラー、ベンヤミン・グリュック、ツァフェル・ゼンブロードも解任されているそう。

後任についてはすでに決定されており、トーマス・トゥヘル氏と2025年6月30日までの契約が結ばれているという。

ユルゲン・ナーゲルスマンは現在35歳の監督で、ホッフェンハイムとRBライプツィヒで指揮を執ったあと、2021年夏にバイエルン・ミュンヘンへと加入した。

昨季はブンデスリーガを制覇したものの、今季はこれまで25試合を終えて15勝7分け3敗の2位。ボルシア・ドルトムントに首位を明け渡していた。

オリヴァー・カーン

「2021年夏にナーゲルスマンと契約した際には、長期的に協力を続けることになるだろうと確信していた。そして、それは最後まで我々全員の目標だった。

彼とは魅力的なサッカーをしたいという願望を共有している。しかしそれにもかかわらず、チームのクオリティが全面に出ることがますます少なくなっている。

ワールドカップの後、我々はあまり成功せず、そして魅力的でもなくなった。パフォーマンスの変動によって、短期的な目標も、長期的な目標も疑問を呈されている。したがって、我々は行動した」

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ハサン・サリハミジッチ

「これはバイエルン・ミュンヘンのディレクターとして最も困難な決断だった。私は最初からユリアンとオープンで信頼できる関係を築いてきた。彼との別れは惜しいものだ。

しかし1月以降、スポーツ面での開発状況を分析した結果、彼を解任することを決定した。彼にはとても感謝しているし、幸運を願っている」

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