ユヴェントスとインテルの対戦となったコッパ・イタリア準決勝。

4月5日に1stレグが行われたのだが、3人が退場になる荒れ模様となった。

問題が起きたのは、後半アディショナルタイムにインテルFWロメル・ルカクが同点となるPKを決めた後。

ルカクはユーヴェファンに対して黙れというポーズをしたところ、主審からこの日2枚目となるイエローカードを提示されて退場になったのだ。得点後のセレブレーションで「挑発する、嘲笑する、または相手の感情を刺激するような行動」をした場合には警告の対象になる。

ユーヴェ側もルカクの行為に反発し、詰め寄ったフアン・クアドラードにもイエロー。そして、試合直後の騒動でクアドラードとインテルGKサミル・ハンダノヴィッチに一発レッドが突きつけられた。

ただ、ルカクはユーヴェファンから人種差別のターゲットにされていたとされており、モンキーチャントをする人物の映像もSNSで拡散されている。

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ルカクのエージェントを務める「Roc Nation Sports International」の会長は「ユヴェントスファンによるルカクへの人種差別的な侮辱は、許容範囲を超える容認できないものだった。彼はPKの前後もブーイングされ、人種差別の標的になっていた。これまでと同じやり方でセレブレーションをしたが、審判の反応はイエローカードだった。ユヴェントスはロメルに謝罪するべきだ」などとの声明を出している。

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